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国際バカロレアコース(仮称)

  • 平成31年度開設予定

日本の高校卒業資格に加え、世界で使える大学入学資格(IBディプロマ)の取得を目指します。日本語や英語で書かれた多くの資料を読み、考え、議論やプレゼンテーションにより思考を深めます。知識を統合し、高度な思考・判断力を用いて世界の未来に貢献できる人材の育成を目指します。

■ 国際バカロレア(IB)

国際バカロレア(IB)

国際バカロレア(IB)とは

国際バカロレア(International Baccalaureate、またはIB)とは、1960年代にスイスで開発された、世界各国の学校で導入されている教育プログラムです。IBは、多様な文化の理解と尊重の精神を通じて、より良い、より平和な世界を築くことに貢献する、探究心、知識、思いやりに富んだ若者の育成を目的とした「全人教育」です。

国際バカロレアの理念

国際バカロレアの理念

国際バカロレア(IB)は、多様な文化の理解と尊重の精神を通じて、より良い、より平和な世界を築くことに貢献する、探究心、知識、思いやりに富んだ若者の育成を目的としています。この目的のため、IBは、学校や政府、国際機関と協力しながら、チャレンジに満ちた国際教育プログラムと厳格な評価の仕組みの開発に取り組んでいます。IBのプログラムは、世界各地で学ぶ児童生徒に、人がもつ違いを違いとして理解し、自分と異なる考えの人々にもそれぞれの正しさがあり得ると認めることのできる人として、積極的に、そして共感する心をもって生涯にわたって学び続けるよう働きかけています。

IBの学習者像

IBの学習者像

「IBの学習者像」は、IBワールドスクール(IB認定校)が価値を置く人間性を10の人物像として表しています。

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■ 国際バカロレアコース(仮称)が目指す教育展開

ディプロマ・プログラム

ディプロマ・プログラム

横浜国際高校国際科国際バカロレアコース(仮称)では、IBの教育プログラムのうち16歳~19歳を対象とするディプロマ・プログラム(DP)の導入をめざしています。DPは国際的に認められている大学入学資格(IBディプロマ資格)を付与する目的で、高度で充実した教育プログラムを実施するものです。

DLDP

DLDP

横浜国際高校国際科国際バカロレアコース(仮称)では、デュアル・ランゲージ・ディプロマ・プログラム(DLDP、日本語DP)を導入します。DLDPはDP科目の一部を日本語で実施します。本校では、DP科目のうち英語と数学の授業を英語で実施し、他の教科は日本語で実施する予定です。DLDPで取得したDP資格は、英語DP等と同様の評価を受けることとなります。

高等学校卒業資格とIBディプロマ資格

高等学校卒業資格とIBディプロマ資格

横浜国際高校国際科国際バカロレアコース(仮称)のカリキュラムは、文部科学省が定める高等学校学習指導要領とIBが定める教育内容等の両方を満たしています。必要な科目を履修し所定の単位を修得すると高等学校卒業資格を取得できます。IBによる評価(世界共通の統一試験等の結果)がIBの基準を満たすとIBディプロマ資格が付与されます。

教育課程(予定)


国際バカロレアコース(仮称)のカリキュラム(予定)

国際バカロレアコース(仮称)のカリキュラム(予定)

1年次は、高等学校学習指導要領の定める必履修科目を中心に学習します。2・3年次は、IBのカリキュラムに対応したディプロマ・プログラム科目(DP科目)を中心に学習します。なお、DP科目は1年次の1月から履修します。

年次 履修科目
1年次(4~ 12 月) 国語総合、現代社会、日本史A、数学Ⅰ、科学と人間生活、体育、保健、芸術Ⅰ(音楽Ⅰ)、総合英語、英語以外の外国語★/コミュニカティブ スキルズⅠ、総合的な学習の時間、LHR
1年次(1~3月)

現代社会、体育、保健、英語以外の外国語/ コミュニカティブ スキルズⅠ、LHR、DP 科目

2年次
体育、保健、家庭基礎、異文化理解、LHR、DP 科目
3年次
体育、情報の科学、LHR、DP 科目

★ドイツ語Ⅰ、フランス語Ⅰ、スペイン語Ⅰ、中国語Ⅰ、ハングルⅠ、アラビア語Ⅰより選択

コア科目

コア科目

知の理論(TOK:Theory of Knowledge)

  • 自分が「知っている」ことと他者が「知っている」ことはどのように違うのでしょうか。またその違いにより、社会にどのような状況が発生するのでしょうか。この科目では「知識」とはどのようなものかを分析し、それがどのように構築されているかを探究していきます。プレゼンテーションと論文提出により、学習の成果を表現します。

創造性・活動・奉仕 (CAS:Creativity/Activity/Service)

  • 芸術などアイデアを探究し作品やパフォーマンスを創造する活動(Creativity)、健康的なライフスタイルを身につけるための身体的活動(Activity)、コミュニティのニーズを見つけ、他者とともに共同で相互扶助に取り組む活動(Service)の3種類の体験的な学習に取り組みます。自分の長所や今後成長が求められる分野を認識する機会にもなります。

課題論文 (EE:Extended Essay)

  • 生徒各自が、履修しているDP科目に関連した研究分野について特に興味のあるトピックを1つ選び、個人研究に取り組みます。また、研究成果を日本語で8,000字(英語の場合4,000語)までの論文にまとめます。大学での探究的な学びに必要とされるリサーチスキルや記述力を身につけることができる科目です。

6科目

6科目

グループ1言語と文学(母語)

日本語A:言語と文学(SL/HL)

  • 日本語で書かれた作品(文学以外のマスメディア等も含む)の分析を通して、作品と文化の関係や言語の役割、読者への影響等について考察します。また考察を記述したり、口述したりすることで、言語能力の向上をめざします。(日本語で実施)

グループ2言語習得(外国語)

English B(SL/HL)

  • 効果的なコミュニケーションを図るために必要な幅広い知識や言語能力を高めます。身近な話題から、文化、ものごとのとらえ方、地球規模な問題まで、多様性について理解を深め、国際的な視野を広げ、生涯に渡って言語を学ぶ姿勢を身につけていきましょう。(英語で実施)

グループ3個人と社会

歴史(SL/HL)

  • 世界史をプレゼンテーションや議論を中心に学びます。比較や分析などを通して批判的思考力を育成します。歴史から学ぶことによって、現代の国際社会の課題をどのように解決し、平和な社会を構築できるのか考えましょう。歴史研究の基礎的スキルも身につきます。(日本語で実施)

グループ4理科

物理(HL)、化学(SL/HL)、生物(SL/HL)

  • 観察・実験・ディスカッションを通じて自然現象を深く分析・探究することで、科学の本質(Nature of Science)を学び、科学者に必要な力を身につけます。(日本語で実施)

グループ5数学

数学(SL/HL)

  • 数学は公式と計算だけではありません。原点から数学の世界を探検してみましょう。数学の知識、考え方を学び、皆さんの身の回りの科学技術を数学の観点から見直してみましょう。グラフ電卓も使いこなせるようになります。(英語で実施)

グループ6音楽または選択科目

音楽(SL)

  • 基礎理論を身につけた後は、重点的に表現活動に取り組みます。自分の手で音楽作品を作り出す喜びを味わいましょう。また自分や他者の作品には、何がどのように表現されているかを分析し、音楽とは、表現とは何かを考えていきましょう。(日本語で実施)
    • ※代わりにグループ4から1 科目を選択することができます。

2年間で SL: 6 単位、HL:10 単位を修得します。

年間指導計画(DP科目)


コア
グループ1   言語と文学   (母語)
グループ2   言語習得   (外国語)
グループ3   個人と社会
グループ4   理科
グループ5   数学
グループ6   音楽