本校の外国語教育

1.英語教育のねらい

 (1)  英語教育のねらいと概要

  • Icon ねらい
    •  本校の英語教育は、社会のグローバル化に対応し、国際化、ICT化の進む日本社会、 国際社会でリーダーとして活躍する人材に必要な英語運用能力の育成を中心に、 その他の外国語教育や国際理解教育を推進しています。 英語の授業は、専門高校としての特色を活かした発展的な内容で、また高度な英語教育を展開しています。
  • Icon 英語のカリキュラムの概要
    •   本校の英語教育は1年次から3年次まで次のとおり「基礎」→「発展」→「探究」と深化するカリキュラムにより、 入学時から卒業時まで着実に英語の実力が伸びるように構成されています。
    •   単位制の専門高校ですので、多様な選択科目の中から生徒一人ひとりが科目を選択していきますが、 ほとんどの生徒はコアとなる科目を選択していくことで、段階的に「読む」「書く」「話す」「聞く」の4技能と、 その基礎となる語彙力・文法力を高めます。
    •   3年次には、4技能を統合した総合的な英語運用能力を向上させるため、 「課題を自ら設定し、情報を収集・分析し、発表・表現・意見交換」できるようなカリキュラム構成となっています。 その上で、特に2・3年次には各自の興味や実力、目的に応じた科目を選択しています。
  • Icon 具体的には
    • 読む力については「総合英語」「総合英語発展(2年次)」「総合英語研究(3年次)」と選択していくことで、 1文ずつ正確に読むことから、速読、多読、情報収集などの能力を順次高めていくことができます。
    • 書く力については「英語総合文法」「Writing Skills 1(2年次)」「Writing Skills II(3年次)」と選択していくことで、 1文ずつ正確に書くことから、パラグラフ・ライティング、エッセイライティングの能力を順次高めていくことができます。
    • 話す力・聞く力については「Communicative Skills 1(1年次)」「Communicative Skills II(2年次)」と選択してくいことで、 簡単な会話からプレゼンテーション、簡単なディベートの能力を順次高めていくことができます。
    •   こうしたコアとなる科目を選択して4技能の能力を高めることで、本校の英語教育の最終段階である、 「International Communication(3年次)」や「Discussion & Research(3年次・必修)」において 「高度な内容のテーマや自ら設定したテーマについて情報収集・分析し、 自分の考えをエッセイにまとめたり、プレゼンテーションとして発表する」など統合的な英語運用能力を発揮できます。
    •   そのために、こうしたコアとなる科目を学びつつ、「さらに高度な内容の科目」や、 「より専門的な科目」を選択していくことで、総合的な英語運用能力を高めていくことを推奨しています。


 (2)  特色ある英語科科目

  • Icon 帰国生徒個別対応授業及び習熟度授業
    •   1年次は「総合英語」「総合英語文法」「Communicative Skills I」において、帰国生徒対象に個別対応授業を行っています。
    •   2年次は「総合英語発展」「異文化理解」「Communicative Skills II」において習熟度授業を導入し、 特に高度な能力を持つ生徒のニーズにも対応しています。
  • Icon 水準の高い科目
    •   専門科目として「さらに高度な内容の科目」や、「より専門的な科目」を多く設定しています。以下にその一部を例示します。
    • ・ 「Professional English」・・・ 実際に英語が使われる場面を想定しての演習。
    • ・ 「Speech and Debate」・・・ 英語のスピーチとディベートの実践。スピーチコンテスト参加。
    • ・ 「英米文学講読」・・・ 英米の文学作品の講読。
    • ・ 「時事問題研究」・・・ 時事問題のテーマを絞り、深く掘り下げ、情報分析から発表まで。
    • ・ 「日本紹介A・B」・・・ 日本の文化、歴史、社会などを英語で紹介。情報収集から発表まで。
    • ・ 「English Through Movies」・・・ 映画を使って外国の文化や歴史を研究。発表活動まで。
  • Icon 選択科目
    •   その他多様な専門科目が設定されています。以下にその一部を例示します。
    • ・ 「英語速読」・・・ 英文を速く正確に読み取るための演習。
    • ・ 「小学校英語」・・・ 小学校を訪れ、小学生に英語を教える。
    • ・ 「コンピュータLL研究」・・・ コンピュータを使い、発音矯正や聞き取りの力を中心に英語の総合的な能力向上を図る。
    • ・ 「英語語法理解」・・・ 高度な語法知識の定着による英語理解力の向上を図る。
    • ・ 「英文法研究」・・・ 高度な文法知識の定着と運用能力の向上を図る。
    • ・ 「英文読解研究」・・・ 高度な内容の英文を正確に理解する能力の向上を図る。
  • Icon 総合的な学習の時間
    •   1年次に3泊4日の英語合宿を実施する。生徒10人に対してネイティブ教師が1人というグループを作り、 一日中英語に囲まれた生活を送ります。
    •   2年次には日本語、3年次には英語による課題研究を行い、 自ら設定した課題について情報の収集、整理、分析を行うとともに、論文作成やプレゼンテーション(発表)することも学びます。


 (3)  本校の英語カリキュラムの構造


2.英語以外の外国語


  •   英語以外の外国語も必修となっており、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語、 ハングル、アラビア語の6ヶ国語から一つの外国語を選択し、1年次に全員が履修するが、 引き続き2、3年次でも履修することができます。選択方法を工夫し、さらにもう一つ別の外国語を履修することもできます。 英語はもちろん、英語以外においてもネイティブの授業を受けられます。 アラビア語を開講している公立高校は全国の公立高校の中で本校だけです。 また、外国語を実際に使う機会の提供として、姉妹校交流も盛んに行われ、 現在はオーストラリア、ドイツ、中国、フランス、スペインと交流を行っていますが、 将来は6ヶ国語の国々すべてと交流を行う予定です。 留学生の受け入れも積極的に行い、多くの生徒に国際交流・国際理解を図る機会を提供しています。 さらに長期・短期で外国人生徒を受け入れるホストファミリーを募り、幅広い国際交流の場を提供しています。


3.授業の様子